長良川の鵜飼をもう一度見に行ってきた。

写真は手元にあるはずなのにまた更新が空いてしまいました。申し訳ございません。(n回目)

毎回、文章の内容はほぼ頭の中で固まっているのですが、書いていると、この期に及んで少しでも自分をよく見せようとしているような気がして、なかなかスムーズに記事が書けません。思ってもいないことを書くのは簡単ですが、自分の思いを正確に伝えることがいかに難しいか今更日々痛感しております。また、九州に来てしまった以上、今回は一旦の区切りとなる記事として書かないといけないと思い込んでしまうので、よけい難しく感じてしまいます。そういえば中3の時に国語の評定の書く能力でC(最低評価)を頂戴したことを思い出しました。

最後までまとまりのない文章になる気がしますが、こんな場末にたどり着いているのも何かのご縁だと思うので、よければ読んでいってください。

 

○10/10(火)夜6時頃

鵜飼の件でまた有言不実行をしてしまったし、九州に来てしまったしで、いろいろと思い悩みながら慣れない家事をしている時に、10月半ばまで鵜飼が開催されている事をふと思い出しました。

就職の面接で九州を含む遠隔地への配属を示唆された時に「旅行で各地のローカル線を巡っていたので、飛行機も新幹線も通っている場所なら全然余裕です、特に九州なんて北海道の隅の方に比べれば近所みたいなもので、帰ろうと思えば気軽に帰れます」となるべく色のいい回答をした覚えがあり、盛った回答とはいえ完全に口からでまかせを言ったわけではないので、今こそ有限実行するべきなのではないかと。

そんな訳で火曜日の夜に思いついて、その週の土曜には鵜飼を見ていました。7,8,9月といくらでも行く機会はあったのにそれを逃し、九州に行った途端にやる気が湧いてくるのは不思議ですが、人間そんなもんでしょう。(適当)

あの宮脇御大も時刻表2万キロで「いつでも行けると思うと、いつまでも行かない。東京の人はいつまでたっても泉岳寺を訪れないし、東京タワーには昇らない。」と述べています。

昔行った時の報告はこんな感じです。

思い返しても不思議なのは、そもそも部に全く人がいなかったわけではないんですよね。この手の撮影会兼遠足には、それなりに参加して頂いて、写真も少なからず撮っていたように思うのですが、年末の写真展になると写真が全く集まらないという状況が続いていました。前にも書いたようにあまり強制をしたくなかったのと、それをしたとて、あまり面白くない写真が集まる気がしたので、自分の写真で余ってしまった額縁を毎年埋めていました。しかし、つまらない写真でもよいので出してもらっていれば、このようなつまらない結末は回避できたのかもしれませんね。

鵜飼は犬山(長良川)で開催されるものを見たので、蒲郡竹島に寄っているのは奇妙に思われるかもしれませんが、これは名鉄のフリーきっぷと鵜飼の観覧券がセットになったものを使ったからです。今でも鵜飼のシーズンには売っているので、今回も同じものを利用しました。

 

○10/14(土)を振り返って

鵜飼だけだと書くことがほぼないので、1日を振り返っていきたいと思います。

頭端式、いいよね…

いきなり河和駅です。来た理由はいままで来たことがないからで、それ以上でもそれ以下でもないです。

飛行機を取った時の予報では快晴でしたが当日は薄曇りでありました。

来た道戻るの大嫌いなので、高速船に乗って日間賀島に渡ります。

(たぶん)高校1年生のとき以来なので、9年ぶりです。せっかくなのでその時の写真も貼っておきます。

記憶が確かであれば、F3HP + Ai50mmF1.4S。フィルムはたぶんコダックの安売りフィルムでしょう。ProFotoXL100とかGold200とか。

巻き戻す前に裏蓋を開けるという特大ミスをやらかしたので、ある意味思い出深いフィルムの一つになっています。

振り返りはここまでです。

上陸場所(西港)には見覚えのあるタコのモニュメントがありました。

裏まで作り込まれていて好感が持てます。

裏側が気になる人はやきもの散歩道に行ってみてください。

日間賀島に来たのは先程も述べた通り、9年ぶりですが、実は写真研究部として来る予定はありました。3年生の時の新入部員が全員県外出身だったので、名鉄百貨店グルメきっぷ(名前からお分かりかと思うが、名鉄百貨店のお食事券と1日乗り放題券がセットになったもの)を利用して、名古屋グルメを食べつつ島にでもいってみませんかと呼びかけたのですが、これは皆さんのご都合がつかず流れてしまいました。島ではレンタサイクルを借りて日間賀島TTを開催するつもりでしたが、いまだ開催時期未定のまま宙に浮かんでいます。

もし日間賀島TTに付き合ってくれる方がいればいつでも九州から馳せ参じます。

特に目的もなく来たので適当に歩いて、ヤマザキYショップで買い食いをしつつ、東港から師崎港に向かいました。

一番好きなヤマザキ系のお店はヤマザキYショップ双海福本です。

東港には島唯一の信号機があります。

師崎港のすぐそばには知多半島の先っちょの羽豆岬があります。ここには羽豆神社と展望台があり、とても景色が良いです。

まぁ晴れていればの話なんですけど…

これも昔行った時の写真を貼って誤魔化しておきます。

奥に見えているのがさっきまでいた日間賀島です。F100 + AF-S 50mm F1.8G。
フィルムはなんだったか思い出せないです。

小さな釣り船から巨大コンテナ船までなんでも通ります。

神社はこんな感じです。振り返りはここまで。

師崎からはバスで内海駅に行きました。なので、電車船バスで知多半島をぐるっと一周した形になります。

まるは食堂最寄りのバス停名が荒磯だったのが印象的でした。

特に何もなかったです。駅前の本屋さんで文庫本を買いました。

内海駅からは犬山に直行しました。鵜飼の場所は犬山遊園駅のすぐ近くにあります。

だめな大人になっちゃいました。

駅から徒歩3分ぐらいです。

右が名鉄の鉄橋で左が道路橋です。昔は右の橋しかなくて名鉄と車が一緒に走っていたのは有名な話。

せっかくなので愚にもつかない思い出話を一つ…

部活で来たときには、時間が余っていたのでこの遊歩道で記念写真を撮ったことを覚えています。普通に撮ると犬山城が小さく写ってしまうので、望遠レンズを付けて圧縮効果で犬山城を大きく見せようと頑張ってみました。もちろん、リモートレリーズなぞ持っているわけがないので、10秒のセルフタイマーをかけて全力ダッシュです。
その時の走者は自分一人でしたが、今思い返すと、全員で走ったほうが面白かったかもしれません。髪の毛が乱れ放題で息切れしている写真にたぶんなりますが、後で見返した時に笑えるんじゃないかと思います。普通の集合写真に飽きてしまった人はぜひ。

10月なので完全に暗くなってから始まります。

ここから鵜飼の写真を貼っていくべきなのですが、あまりたくさん貼って先が見えてしまってもアレなので一枚だけ貼っておきます。

そこにたどり着くまでの過程・道中を見せれば、食レポは「うまい!」の一言で片付けていいと水曜どうでしょうで学びました。

この先は君の目で確かめてください。

 

○最後に(なるかもしれないので)本音のようなものを

2年間ほったらかした後に約半年、少しずつ更新してきましたが、正直に言えば自分の記事がなにかの役に立つとは思っていないです。役に立つ記事がかけるようなことができていれば、このような状況にはなっていないでしょう。(何かの偶然で雀の涙ほどでも良いので役に立ったらいいなとは思っていますよ)

それでも、役に立たないとしても、誰も見ていないとしても、記事を書くべきだと感じたのは、少なくともずっと黙っているのは逃げになると思うからで、実際問題、廃部直後の精神状態でまともに更新ができたかといえば、それは到底無理だったなぁと思うのですが、それにしても2年の放置期間は長すぎる。

最後になるかもしれないので、ついでに恥を忍んで書いてしまうと、いまだに部長として何が本当に欠けていたか未だによく分かっていないです。人間として致命的ですね。もちろん、ここが良くなかったという心当たりはありますが、それらをすべて足し合わせても、ここまでの結果にはなる気がしません。

一応、こういったものを作れるぐらいの活動はできていたはず…

しかし、あの3年間は運が悪かったで一切を片付けて良いはずもないので、撮影地を訪ね、昔を振り返ることで自分を見つめ直す機会にしたつもりですが、半年程度では究明ができませんでした。原因がわからない以上、この手の失敗を繰り返してしまうのが明白なのが一番怖いです。既にn+1回目の失敗が起きている可能性は限りなく高い。

まぁ四半世紀の人生の総括のようなものを半年程度で見つけるのは難しいと思うので、今後も答えを探りながら、生きていくしかないでしょうね。そのためにこのブログも年1更新でも良いので続けていきたいとは思います。

暗い話ばかりではなく未来志向の話をさせてもらうと、役に立たないと思っている以上、犬山の鵜飼も佐賀のバルーンフェスタも自分の中では等価になってしまうので、開き直って今後は九州の内容で更新していくことも可能です。流石に禁じ手ですかね。

東海圏にこだわるとすれば、冒頭の「いつでも行けると思うと、いつまでも行かない。」理論を恣意的に都合よく拡張した「九州に飛ばされた事によって愛知の撮影地に近づく」という理論を実証すべきでしょうか。要するに帰省のたびに、何かしらの撮影地にいくというだけです。これなら年3回ぐらいは更新できると思うのですが、どうでしょう。

結局分からないことだらけですが、今更やめられないという結論に帰結することだけが確かなことのように思われます。

セントレアから九州に引き返して今回の旅はフィニッシュです。
次はどこに行こうか。