南極観測船ふじをもう一度見に行ってきた

また月末になってしまいましたが、なんとか今年4回目の更新です。
タイトルにあるように南極観測船ふじをもう一度見に行ってきました。前回行ったのは2年生の春なので5年ぶりになります。

↑は3年の時のツイートですが、毎年4月末にたこ焼きパーティーを行っていました。毎回水曜日の夕方に開催しており、その日は授業が午前で終わる日だったので、すきま時間で見に行きました。南極観測船ふじの存在はトップカメラのBGMで大学以前から知っていて、サジェストの不穏さに気に留めていたスポットになります。

「本日、夕刻からたこ焼きパーティーがありますが、午後の授業がなく数時間暇な方もおられると思います。(自分がそうです) 名古屋の南には観測船のふじという怪しげな船が浮かんでおります。なかなかに面白そうなので、興味のある方は13時頃に部室にお集まりください。」といったような文章を部のラインに投稿した記憶があります。しかし、悲しいことに誰も来なかったので一人で探訪しました。

2年生から部長になったわけですが、自分から部長に名乗りを上げたわけではなく、同級生の中で一番長く部室にいたから(他に居場所がなかったと考えて頂いても差し支えない)といった感じのなし崩し的な理由で部長には就任しており「ほどほどにやれたらな」ぐらいのモチベーションでした。

とまぁこんな感じでいたので、部の運営としては自分なりに一年過ごして感じた方針を踏襲する形をとっており、何かを強制するということは全くなくすべて個人の自由に委ねていました。
「1ヶ月に一回程度、たこ焼きパーティーや遠足兼撮影会を企画はするが、毎週水・金の部会を含め参加は全て自由、参加してくれればもちろん嬉しいし、してくれなくてもそれなりの理由があると思うので、それはそれで良し。気が向いたら部室・遠足に来て頂いて、年末の合同写真展にその年のお気に入りの写真を持ってきてくれれば、もう言うことなし」といったスタンスですね。

例えばですが、全校生徒がなにかしらの部活に入らないといけないといったような規則がある高校であれば、部にそこまで写真に興味のない幽霊部員が存在していて、それらの人にもある程度活動を義務付けるといったことは必要かもしれませんが、大学の部活であればわざわざ部室棟を訪ねて自分の意志で入部しているわけで、上記の方針で十分成り立つだろうと考えていました。いわゆるスタンドプレーから生じる、チームワーク云々というやつです。

誰も来なかったことで部長になっていきなり滑り散らかした形にはなりますが、当時は上述したのようなことが頭にあったので、そこまで深刻には考えていなかったと思います。しかし、撮影地のチョイスとして一般受けはともかくとして、名工大生受けはするだろうと踏んでいたので、ホントに誰も来ないのは少し凹みましたね。部員の皆様は午後も授業があったという可能性も十分にあるので、実際のところスルーされたかどうかは藪の中です。

つまらん前置きが長くなりましたが、ここから本編です。歌われている通り、南極観測船ふじは名古屋港に鎮座しております。

対岸には名古屋港水族館があります。
地下鉄で名港線の終点までいくだけなのでアクセスしやすいと思います。

横の橋から乗り込みます。入場料は300円です。

入り口は船の食堂スペースになっていて、↓のような光景と対峙することになります。

ここでサジェストに「南極観測船ふじ 怖い」「南極観測船ふじ 心霊」といったワードがなぜ出てくるかを強制的にわからせてくるといった仕組みになっています。(たぶん)
一応ですが、これらはよくできたマネキンです。
屈んでお顔を拝見すると人形らしさはありますが、2人(≠2体)とも下を向いて黙々と作業をされているため、ぱっと見では生きたまま固められた人間にしか見えません。

できる男は多くを語らない。言い訳がましいブログなど論外である。

この圧倒的リアルさについて私が何かを語るのも野暮なので、前回と同じように写真だけ貼っていきます。本当はここでブラウザバックしていただき、可及的速やかに名古屋港に馳せ参じて頂きたいとも思いますが、自分のしょぼい作例では実物を見た際の衝撃に何ら影響を与えないと信じていますので、予習がてらご覧いただければ幸いです。写真自体は今回撮ったものと5年前撮ったものが混在してます。

いい感じの通路だと思いませんか。

盲腸の手術が実際に行われたようです。圧倒的リアル。

写真IQが0なので鏡に自分の腕が写ってます。サジェストの心霊とは無関係です。

これはTwitrerに投稿した写真です。
またフィルムが高くなっちゃいましたね。

運営は海上自衛隊なので、こんな感じの名簿になってます。

ヘリ格納庫が南極関連の展示場になっていて勉強になります。
南極に比べれば稚内なんて近所ですね。(iPhone12miniで撮影)

ざっとした紹介ですが、魅力が少しでも伝わりましたでしょうか。フェイクまみれの世の中に飽き飽きした方はぜひ。

 

最後に近況報告とか

ところで、写真の中にフィルムっぽいのとデジタルっぽいのが混ざっていることにお気づきでしょうか。実は5月半ばに初任給をほぼ全額ぶっこんでD780を購入しました。とはいえこれでフィルムから離れるわけでなく、買いだめしたのが現在90本くらいあるので、まだまだフィルムで戦っていく所存です。正直な所、フィルムがある限りデジカメは補助的な役割なのでD750やD610で困らないとは思います。ただ、写真を始めてからまともにニコンの利益に貢献したことがないので、今更やめられねぇぞという決意表明も兼ねて買っちゃいました。次回予告と言うわけではないですが、せっかくの高性能を活かすべく、鵜飼でも撮りに行けたらなと思ってます。何も期待せずにお待ち下さい。