2年がたってしまいました。

ご無沙汰しております。

気づけば前回の更新から、2年がたってしまいました。写真研究部に関しては廃部になってから自分の中では時間が止まっているようなものなので、2年と言われても長いとも短いとも思えません。更新をうっかり忘れていたという事は全くなく、むしろ頭の中を常住坐臥つきまとっていて、非常に寝付きの悪い日々を過ごしております。
このままほったらかしにして、あいつは人間社会から失踪したのだなぁと思われても良いのですが、寝付きが悪いままなのもQOLに関わるので、簡単に報告事項だけでも書かせていただきます。これを書いたことで改善するかは自分にも分かりません。

1.機材の譲渡を行った

2021年11月頃の話になります。自分の中では時間が止まっていても、世間ではきちんと時間が進んでおり、更新を待っていて痺れを切らしたのか、たまたま見つけたのかは分かりませんが、機材を譲り受けたいと他大学の写真サークルの方から申し入れがあったのでお譲りしました。

この辺のカメラです。当時はFM10が現行製品だったのが時代を感じます。今ではフィルム機や絞り環付レンズどころかFマウントそのものが開発終了してしまいましたね。
フィルムの環境は年々悪化していますが、譲渡先の写真サークルで末永く活躍することを祈るばかりです。

流石にこれは書いておかないとまずいだろうと思い、途中まで下書きを書いたのですが、どうにも最後まで文字が打てず、更新にいたりませんでした。本当にどうしようもないですね。

 

2.写真サークルができた

名工大に写真サークルができました。

今年から公認サークルになったので、この2年で写真系の団体の穴が埋まったことになります。予想どおり、いきなり部活にはなれずサークルからのスタートになってしまったようです。私のせいで二度手間を踏むことになってしまったのは非常に申し訳なく思いますが、それでも心配が現実になった事は嬉しく思います。

設立や運営等に関しては私自身は関わっておりません。しかし一切関係がないかというとそうではなく、代表者の方と一度お会いし、写真研究部の資料と余った部費(末期は自分が部長・会計・(部の)合同展係・(東海地区の)合同展代表を絶望のワンオペで行っていた)をお渡ししました。

そういうわけで写真系の団体の系譜はギリギリですが残ったと思います。
(そう思いたいです)

 

3.個人的な事とか

いらんかと思いますが一応書いておくと、3月に修士課程を修了しました。
やはり2年というのはどう見ても長い期間で、失意の底にいる人間が、一応の修論を書いて卒業に漕ぎ着けれるだけの時間があります。廃部になった直後のM1の時は消えないように息をしているだけの人間だったので、教授からかなり絞られ、卒業がだいぶ怪しかったのですが、M2の4月くらいに写真サークル(当時は非公認)ができたことを知り、心がすこし軽くなったこともあり、ギリギリ卒業することができたと思っています。本当にありがとうございました。

自分でも本当にいいのかという疑念は尽きませんが、明日から新社会人として社会に漕ぎ出さないといけません。約四半世紀生きてきて脛に傷が一切ない人もそうそういないと思いますし、なんといっても個人的には生きていかないといけないので、切り替えていくしかないですね。誰に頑張れと言われたわけでもないですが、頑張らねばと思います。

名工大の同好会について

ご無沙汰しております。大学院生として新生活が始まり、M1が私含め2人なのにB4の子が4人も入ってきたりで色々と忙しく、マルチタスク無理すぎ君にはこれプラス部の仕事は本当に潰れそうなので廃部にしておいてよかったのかという思いと、やはりもう1年でも頑張ってみるべきだったかという思いが交錯しています。


私が言えたことではないし心配する必要もないと思いますが、写真系の団体自体はそのうち復活すると確信しています。写真自体普遍的な趣味ですし(だからこそ廃部まで追い込んだ部長の社会性が疑われるのですが)活動が再開するまでそう時間はかからないはずです。ということで、今回は名工大の同好会の設立について分かる範囲で書いておこうと思います。

私の考えですが、団体を立ち上げるにあたって、いきなり部として認められるかはだいぶ怪しいです。一旦は同好会として立ち上げ、数年後に部に昇格する流れになると考えています。おそらく私のせいで二度手間を踏むことになると思いますので先に謝っておきます。申し訳ないです。でもこの心配が現実のものとなってくれればそれはそれで嬉しく思います。

とりあえず個人的にも少し気になるので同好会設立の届け出に必要な書類を入手してみました。ダウンロードにあたって特別なものは必要なく学生ポータルから誰でもダウンロードできます。内容ですがA4一枚で

  • 責任学生の氏名、連絡先
  • 団体の名称
  • 目的・活動内容(詳細は別紙に記載せよとの記述あり)
  • 会員

これだけでした。活動内容は別紙に記述する必要がありますが、A4の紙ペラが二枚もあれば同好会自体は設立できることが伺えます。会員については記入欄は最大14人まで書き込むことができるので、それ以上になるなら部に格上げしても良いと読めなくもないです。部活の書類の名簿には一番下に2枚目以降に続くかチェック欄がありましたがこの書類にはありません。逆に設立時に最低何人必要になるかは書いていませんでしたが、思っていたより簡単そうというのが個人的印象です。これもあくまで適当な予想ですが5人程度集められれば設立は認められるのではないでしょうか。

 

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記事とは直接関係ないが最後の日に撮った部室の写真。この後片付けを完了させた。


最後に書いておきますが、今の所自分が主導になって同好会を立ち上げる気は全くありません。同好会の設立に人数がどうしても足りない場合、名前を貸してもいいかなぐらいですね。あとは別紙に書く詳細の内容に困った場合、部活の似たような書類に何を書いていたか教えるぐらいのことしかできないと思います。あまりお役に立てず、ごめんなさい。(これも心配が現実となることを信じて先に謝っておきます。)

 

廃部になりました。

名古屋工業大学写真研究部は2021年3月31日をもちまして活動を終了しました。
突然かつ残念なお知らせとなってしまい申し訳ございません。

廃部となった理由は、

  • 実働部員の減少
  • 現顧問教員の退職
  • コロナによる活動の先行きの不透明性

などです。簡潔に言えばもとから潰れかけだった部活がコロナであっけなくトドメを刺された形ですね。これらのうちどれか一つでもかけていれば廃部はなかったと思いますが(そもそも部員が少ないのは常なので…)運悪くすべて重なってしまったのがこの年なのです。
もちろん部員の勧誘や撮影会はできる限り行っていましたが、2年生から3年間部長を交代することが叶わず、あまり周りの協力を得られぬまま、思いあたる限り何もかもうまく行かずこのような悲しい結果となってしまいました。しかし、廃部となったのは周りのせいではなく、部長に協力したいと思わせる人間的魅力と根性がないのが悪いというところに帰着すると思います。

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新入部員募集のビラ。切実に募集の文言に嘘はなかった…

写真部であれば最悪部員が部長一人でも踏ん張って活動を継続させることは可能ですから、なんぼ部員が少なかろうが形だけでも存続させ、新入部員を待つべきであるのは分かってはいました。が、そうしたところであと2年(この春から大学院に進みます)でどうにかなるのかというのがこの一年ずっと頭から離れませんでした。
部長の交代ができぬまま去年の春にコロナのニュースを聞いたときは完全に終わったなと思いましたし、いろんなことの積み重ねで私の心が折れてしまったのが本当の原因のような気もします。
しかし個人の精神状態が部の存続に関わるようでは先は長くないですし、やっぱりそのような状況をつくってしまった部長が悪いということになると思います。間違いない。

さて、愚痴や恨みつらみを書くためにこのブログを始めたわけではないので、後ろ向きな話はこの程度にしておいてこのブログの目的を書いておこうと思います。
ごく当然のことですが部室の片付けを学務から命令されましたので備品のカメラを部室から回収し、今は自宅に保管してあります。フィルムカメラが大半でありますがいずれも私が試写を行いネガフィルムで使う分には問題ないことを確認してあります。使ってくれる新入部員を待っていたが、終ぞその人が一人も現れなかったという可哀そうなカメラたちです。私の骨はどうでも良いですがカメラだけでも拾ってやっていただけないでしょうか。どこかの大学の写真部の備品に加えていただければと考えています。
つまり、備品の譲渡先の募集が目的です。
肝心の家で保管しているカメラですが

  • Nikon F80
  • Nikon FM10
  • Minolta XD
  • Canon Autoboy Zoom
  • Fuji Bene
  • Chinon Auto GL

これだけあります。そこまで大したことはないですが、その分受け取りやすい・貸し出しやすいといえるのではないかと勝手に思っております。
加えて、というかこれが一般的には目玉なのかもしれないですが

  • Nikon D7000

もあります。カメラ以外にも富士フイルムダークレスや究極超人あ~るなど面白そうなものは可能な範囲で回収してあります。もっといえば片付けができたのは他の部活が使用する可能性がある部室だけで暗室はほぼ手つかずでありますので、引き伸ばし機等も譲渡可能です。(僕が使ってないので作動の保証はできかねますが…)

また、もし名工大内で写真系の同好会の立ち上げがあるのであれば必要なものはそちらに譲ろうと思いますので、
nit-photoclub☆hotmail.com(☆→@)かTwitterの方にご一報ください。

今後の更新ですが、せっかくなので譲渡予定のカメラの紹介記事でも書いていこうと考えています。譲渡方法を含め、焦らず更新していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。