廃部になりました。

名古屋工業大学写真研究部は2021年3月31日をもちまして活動を終了しました。
突然かつ残念なお知らせとなってしまい申し訳ございません。

廃部となった理由は、

  • 実働部員の減少
  • 現顧問教員の退職
  • コロナによる活動の先行きの不透明性

などです。簡潔に言えばもとから潰れかけだった部活がコロナであっけなくトドメを刺された形ですね。これらのうちどれか一つでもかけていれば廃部はなかったと思いますが(そもそも部員が少ないのは常なので…)運悪くすべて重なってしまったのがこの年なのです。
もちろん部員の勧誘や撮影会はできる限り行っていましたが、2年生から3年間部長を交代することが叶わず、あまり周りの協力を得られぬまま、思いあたる限り何もかもうまく行かずこのような悲しい結果となってしまいました。しかし、廃部となったのは周りのせいではなく、部長に協力したいと思わせる人間的魅力と根性がないのが悪いというところに帰着すると思います。

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新入部員募集のビラ。切実に募集の文言に嘘はなかった…

写真部であれば最悪部員が部長一人でも踏ん張って活動を継続させることは可能ですから、なんぼ部員が少なかろうが形だけでも存続させ、新入部員を待つべきであるのは分かってはいました。が、そうしたところであと2年(この春から大学院に進みます)でどうにかなるのかというのがこの一年ずっと頭から離れませんでした。
部長の交代ができぬまま去年の春にコロナのニュースを聞いたときは完全に終わったなと思いましたし、いろんなことの積み重ねで私の心が折れてしまったのが本当の原因のような気もします。
しかし個人の精神状態が部の存続に関わるようでは先は長くないですし、やっぱりそのような状況をつくってしまった部長が悪いということになると思います。間違いない。

さて、愚痴や恨みつらみを書くためにこのブログを始めたわけではないので、後ろ向きな話はこの程度にしておいてこのブログの目的を書いておこうと思います。
ごく当然のことですが部室の片付けを学務から命令されましたので備品のカメラを部室から回収し、今は自宅に保管してあります。フィルムカメラが大半でありますがいずれも私が試写を行いネガフィルムで使う分には問題ないことを確認してあります。使ってくれる新入部員を待っていたが、終ぞその人が一人も現れなかったという可哀そうなカメラたちです。私の骨はどうでも良いですがカメラだけでも拾ってやっていただけないでしょうか。どこかの大学の写真部の備品に加えていただければと考えています。
つまり、備品の譲渡先の募集が目的です。
肝心の家で保管しているカメラですが

  • Nikon F80
  • Nikon FM10
  • Minolta XD
  • Canon Autoboy Zoom
  • Fuji Bene
  • Chinon Auto GL

これだけあります。そこまで大したことはないですが、その分受け取りやすい・貸し出しやすいといえるのではないかと勝手に思っております。
加えて、というかこれが一般的には目玉なのかもしれないですが

  • Nikon D7000

もあります。カメラ以外にも富士フイルムダークレスや究極超人あ~るなど面白そうなものは可能な範囲で回収してあります。もっといえば片付けができたのは他の部活が使用する可能性がある部室だけで暗室はほぼ手つかずでありますので、引き伸ばし機等も譲渡可能です。(僕が使ってないので作動の保証はできかねますが…)

また、もし名工大内で写真系の同好会の立ち上げがあるのであれば必要なものはそちらに譲ろうと思いますので、
nit-photoclub☆hotmail.com(☆→@)かTwitterの方にご一報ください。

今後の更新ですが、せっかくなので譲渡予定のカメラの紹介記事でも書いていこうと考えています。譲渡方法を含め、焦らず更新していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。